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子どもを守れ!避難訓練

すいか小規模保育園では、月に一度、避難訓練を行っています。
地震や津波、火災、水害など、毎月様々な災害を想定しています。また、あそびの時間だけでなく、朝夕の延長保育時や食事中、お昼寝中など、時間帯も変えながらやることで、子どもの状況や保育者の配置に合わせて柔軟に対応できるよう取り組んでいます。
子どもたちには必要以上に恐怖心を与えないよう配慮しながら、保育者の話をよく聞くこと、落ち着いて、一緒にいれば安心なことを伝えていっています。
先日の避難訓練は、“大きな地震が起きたら…”の想定で行われました。
①低い姿勢で安全確保
保育者の「地震です!」の呼びかけで、あそびをやめ、保育者の近くに集まります。
手で頭を守りながら、体を小さく丸める姿勢を“ダンゴムシのポーズ”と呼んでいます。かぜグループ(2歳児)を中心に、自分でできる子が増えてきました👏
保育者は子どもを守ることを第一に、手分けして避難経路の確保を行います。

②園の外に避難
揺れがおさまった後は、園全体の被害把握などのため、一度外に出ます。
玄関前に敷いたレジャーシート、または避難用カートに移動。裸足で出ることに戸惑う子もいますが、非常時はそのまま出ていいことを繰り返し伝えています。
靴は保育者がまとめて持ち出し、外に出て落ち着いてからはきます。その他にも、避難用リュックや園児名簿、避難先でもミルクが飲めるようお湯入りの水筒なども持ち出します。

人数を数え、安全が確認できればお部屋に戻ります。
いつもはここでおしまいですが、今回の訓練はここからが本番です!
③高校へ二次避難
園にとどまることは危険と判断した場合、同じ地域にある高校へ二次避難。経路の確認、所要時間の把握のため、年に1回行う訓練です。
安全に、いかに早く避難するかが重要です。普段のお散歩では保育者と手をつないで楽しくおしゃべりしながら歩くかぜグループの子も、この時は避難用カートへ。そしていつもカートでお散歩するうみグループ(1歳児)・すいかグループ(0歳児)の子は、それぞれ保育者におんぶされて出発しました。

高校に到着。時間は大人の早歩きで10分強でした。ここでも人数を数えてみんなの無事を確認し、訓練は終了です。
「みんないるね、がんばったね😊」
訓練の後は、保育者同士で反省会を行い、よかった点、改善する点などを話し合います。子どもたちの安全のため、引き続き取り組んでいきます。

🧢おまけ
緊張感漂う訓練をがんばった子どもたち。帰りはのんびりと本当のお散歩を楽しみました。
いつもは行かない公園に寄って、思いきり遊んで帰ってきました😆

